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異業種から司法書士業界に転職を考えられている方へ、司法書士の世界についてお話しましょう。
司法書士といえば、高収入で安定しているイメージがあるのではないでしょうか。
一生懸命に勉強をして試験に合格し、司法書士業界に転職することができたけど、「自分が想像していた世界とはまったく違う」と嘆くことにならないように、司法書士業界の現状を知っておいたほうがいいでしょう。
この10年間で、司法書士を取り巻く環境は大きく変わってきています。
実際に転職へと踏み出す前に、まずは現状を把握しましょう。
司法書士の人口はここ数年間で急激に増加しつつあります。1998年に約17,000名だった司法書士は2009年6月時点では19,483名となり、この10年で2,000名以上も増加したことになります。地方では減少している地域もありますが、東京、神奈川、名古屋、大阪などの大都市圏では急増しています。
また、弁護士人口も司法書士人口以上に増えており、司法書士は、同業者間だけでなく弁護士との競争も強いられています。
今後は、各士業は今まで以上に専門分野を掘り下げていくことが求められるのではないでしょうか。
これまでの受身的な姿勢から切り替え、戦略的に競争に勝ち残っていくにはどうすればよいのかを考えていく必要があります。
司法制度改革が進み、従来、不動産登記と商業登記を中心としていた職域に、簡易裁判所の代理権が加わり司法書士業務が拡大しました。
職域の広がりとあわせて、不動産の証券化やIPOなどを中心とした企業向けのサービスや遺言・相続・遺産整理などの個人向けサービスについても拡大してきているようです。
従来の不動産会社や金融機関などから依頼を受けるケースから直接エンドユーザーから受注してサービスを提供するというケースも増えつつあります。
今後は、業界としても司法書士個人としても、どの分野をどのように強化していくのかということを考えていくことが大切になってくるのではないでしょうか。
司法書士の事務所の形態は個人に限定されていましたが、2003年4月から法人化することが可能となりました。
法律改正の背景には、複雑化・多様化する社会のニーズに対応することが個人では難しいケースが増えつつあるということも考えられます。
法人化により司法書士としてのキャリアプランの幅も広がりつつあります。個人として独立する以外にも、法人の中で専門性の高い仕事をしたり、法人の社員として経営に参画したりするチャンスも出てくるでしょう。
2000年に弁護士・司法書士の広告が原則解禁されたこともあり、インターネットの普及とともにダイレクトにエンドユーザーに対して情報発信することができるようになりました。
ユーザー側も情報を容易に得ることができるようになり、今後はユーザーのニーズにあったサービスを発信していくことも重要になってくると考えられます。
従来は、司法書士合格者は事務所で補助者として数年間、修行をして独立開業するというキャリアを歩む人がほとんどでした。
しかし事務所の形態や仕事内容が多様化しつつある現在、しっかりと自らのキャリアプランを描く必要が出てきています。
今後、厳しい競争を勝ち抜いていくには、世の中のニーズを把握しつつ、司法書士としての独自性を身につけられるかどうかが成功の鍵となるでしょう。
<キャリアプランを立てるポイント>下記を参考に具体的に考えてみましょう。
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